ワンセグチューナーを使って様々な所で地上デジタル放送を楽しめるようになりました。 ワンセグチューナーのメリットやデメリットを交えて、どういう機器に対応しているか等を紹介しています。
ワンセグってほとんどの人は聞いた事がありますよね? 私もワンセグについて、大まかなことは知っていたのですが、今までは特に興味がありませんでした。 だって、ワンセグのイメージって携帯電話でTV見れる位の認識しかなかったから、きっと、そういう人も多いのでは? ワンセグの認識がその程度だったので、携帯電話の画面でTVを見ても画面が小さいし、携帯の電源の消費が激しそうなので、使うメリットが感じられなかったのです。 でも最近、車載テレビにワンセグのチューナーを付けれたり、パソコンにusb接続のワンセグのチューナーを付ける事が出来るのを知りました。 新しい車載テレビならワンセグチューナーが内臓されているので、新たに買う必要がありませんが、その前から車載テレビを付けている人は、ワンセグチューナーを後付出来ます。 パソコンもusb接続で簡単に付ける事ができます。 でも、なぜワンセグチューナーを付けるのかと言うと、地上デジタル放送が見れると言う事です。 これを付けて置けば、双方向サービスを利用出来る様になりますし、アナログ放送が終了してもテレビを見ることが出来るので検討して見ても良いかなと思っています。
ワンセグチューナーを付けると、地上デジタル放送が見れる様になる事は前にも書きましたが、ワンセグってそもそもどういう意味なのか調べて見ました。 地上波のデジタル放送と言うのは、一つのチャンネルの周波数で映像や音声を13個に分割して情報を流すことが出来るそうです。 この分割の事をセグメントと言います。 実際にテレビの地上デジタル放送で使われるのは13セグメントのうち12セグメントの部分で、残った一つのセグメントを利用して放送されるのがワンセグと言われる所以です。 ワンセグ放送独自の番組作成も可能なようですが、制作費も掛かるなどの事情もあり、現状ではテレビと同じ番組を放映しているそうです。 ワンセグに割り当てられたセグメントは、テレビで見る地上デジタル放送で割り当てられた12個のセグメントで処理する場合と違い、映像と音声を合わせて一つのセグメントでデータを処理する為、映像や音声が通常のテレビで見るものより質がおちるようです。 しかし、そのおかげで携帯電話などでも視聴可能になったとも言えるので、ワンセグ携帯でテレビを見る場合は画質にはある程度妥協は必要だと思います。
ワンセグチューナーを使うと、携帯電話だけではなくPSPやDS等の携帯ゲーム機でもワンセグ放送を見る事が出来るようになるので、外出先やテレビの置いていない部屋等好きな所でテレビ番組を見れる事が一番のメリットに感じる人も多いでしょうね。 その他にもパソコンに接続するワンセグチューナーだと番組をハードディスクに録画する事も出来るので、使い勝手が良いと思います。 商品によってはワンセグチューナーからテレビのアンテナ線につなぐ事も可能なタイプがあるので、受信状況が悪い場所でも使える優れものもあるので、環境に合わせて選ぶ事が出来ますね。 ワンセグのデメリットとしては、前にも書きましたが画質や音声が通常テレビ見るときに比べて悪い事と、フレーム数が少ないため、スポーツ等の映像がコマおちしてしまうことがあるそうです。 それから移動しながら見るときは電波の状況が変わるため、電波が弱い所に来ると画像や音声が途切れる事もあるようです。 あとは、地上デジタル放送は現在のアナログ放送に比べてタイムラグがあり、ワンセグチューナーだと4秒から5秒程タイムラグがあるので、テレビで時刻を出していないところが多いようです。 こういったデメリットもあるようですが、実際問題として、外出先でテレビを見る場合はそれ程集中してテレビを見れるケースは少ないと思うので、現状のワンセグチューナーでも問題は少ないと思います。